尋常性疣贅とは
ウイルスによるいぼです。ヒト乳頭腫ウイルスの感染により発症します。
当院の治療方法
- ・冷凍凝固術
- 一般的には液体窒素による冷凍凝固術を行います。2週間に1回のペースで通院してください。足の裏、手掌、爪の周囲にあるいぼは難治性であるため、治療が数ヶ月以上かかることもあります。ウイルスが死んでくるといぼは黒くかさぶた状になってきてぽろっととれます。治療後は軽いやけどになっていますので、1日くらいひりひりします。水ぶくれになることもありますが、かさぶたになるまで潰さないようにしてください。
- ・スピール膏
- 足の裏の角質が硬くなるタイプのいぼでは、スピール膏(角質をふやかす貼り薬)を併用することがあります。治療の1週間前からいぼの部分のみに貼ってきてください。(大きく貼りすぎると周囲の皮膚がただれることがありますので、いぼの大きさにあわせて小さめに貼ってください。)厚い角質を取り除いた後、治療を行います。
- ・ヨクイニン
- 古くからいぼに良く用いられる漢方薬で、特に子供に効果が高いとされています。ハトムギから作られた漢方薬で、錠剤のものと顆粒のものがあります。特に副作用はありません。
気をつけること
いぼを触っていると指先などに感染します。また、刺激により大きくなりますのでいぼを触らないようにしてください。